東京でも評判の美容成分プラセンタ!注射薬は何種ある?
日本で認可された注射薬は2種類
プラセンタに該当する薬剤にはいくつかの種類があり、国内で国による承認を受けているプラセンタとしては「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類が挙げられます。
よって、クリニックなどで受けることができるプラセンタの注射は、これら2種類のうちのどちらかということになるのです。
また、これら2種類のプラセンタにはどちらも国産薬であるという共通点があり、それぞれに異なる効果があることから両方が国による認可を受けています。
更年期障害の改善が望めるメルスモン
ヒトの胎盤を原料とするメルスモンは、1965年に国による認可を受けました。この薬には更年期障害を改善する効果が期待できるとされており、クリニックでも更年期障害の治療においてこの薬の処方が行われています。
一方、メルスモンには乳汁分泌不全の改善効果があることも分かっており、その治療においてこの薬が処方されることも珍しくありません。
また、これらの治療においては注射によってメルスモンを投与するのが一般的となっています。
肝機能の改善が望めるラエンネック
「ラエンネック」もまたヒトの胎盤を原料として製造されている薬で、日本では1974年に国による認可を受け、医療機関でも使用されるようになりました。この薬には肝機能の改善効果があることが分かっていることから、主に肝機能障害などの治療で使用されています。
また、肝臓機能が改善されることで体中のさまざまな不調が改善されることから、肝臓機能の障害を原因とする体の不調を治療する目的でこの薬が投与されることも珍しくありません。