東京でも評判のプラセンタ療法にデメリットはあるの…?
基本的には副作用も少ないため安心
プラセンタは胎盤から作られており、現在ではヒトの胎盤から作られたプラセンタとヒト以外の動物の胎盤から作られたプラセンタの2種類が主なプラセンタとして流通しています。
これらのプラセンタには副作用がほとんどなく、安全性の高い薬品であることから、美容目的などでも安心して使用することが可能です。
ただし、血液製剤でもあるプラセンタは、数十年後に人体への悪影響があることが判明する可能性も全くないわけではないことも頭に入れておきましょう。
当然ながら継続して施術を受ける際には費用がかかる
例えば、肝臓機能の回復や自律神経失調症の治療を目的としてプラセンタ注射を受ける場合、その治療費には保険が適用されることから、患者さんの負担額は少額となります。
しかし、このような治療は継続して受けなければならないことも多いです。そのため、1回あたりの負担額は少なくても、長期的に見れば膨大な治療費を支払わなければならないというデメリットもあります。
また、美容目的でプラセンタ注射を打つ場合、保険は適用されないため、患者さんの負担額はさらに膨大になるでしょう。
ヒト由来プラセンタ製剤を注射すると献血はできなくなる
かつては安全とされていた血液製剤が、実は人体への悪影響を及ぼしていたという出来事があって以来、血液製剤の使用歴は献血時に申請しなければならなくなりました。胎盤から作られるプラセンタは血液製剤でもあることから、献血をすることによって輸血を受けた人の体に悪影響が及んでしまう可能性も否定できません。
したがって、特にヒト由来のプラセンタを注射した経験のある方は献血ができなくなるというデメリットがあることも覚えておきましょう。