東京でも評判の「美肌成分プラセンタ」の原料ごとの特徴を比較
プラセンタ=哺乳類の胎盤
医療機関で投与されるものだけでなく、美容関連商品などに配合されているプラセンタには、国による承認を受けていないものも含めるといくつかの種類が存在します。
しかし、これらの多くは人を含む哺乳類の胎盤から作られているという点で共通点があり、胎児の発育に必要な栄養素を摂取することによる様々な健康面での効果が期待できるのです。
ヒトプラセンタの特徴
ヒトの胎盤を原料として作られる「ヒトプラセンタ」はプラセンタ注射として投与される薬です。国内で承認を得ているこの種類の薬にはメルスモンとラエンネックの2種類があり、前者には更年期障害、後者には肝機能障害の改善効果が主なものとして期待できます。
また、国外ではこれら2種類以外のヒトプラセンタも流通しています。
家畜プラセンタの特徴
プラセンタには牛や豚、羊、馬などの家畜の胎盤から作られる「家畜プラセンタ」と呼ばれる種類のものも存在します。この種類のプラセンタは美容品やサプリメントなどに使用されることも多く、比較的安価であるというのが特徴です。
また、日本で流通している家畜プラセンタは、豚や馬の胎盤から作られたものが多くなっています。
魚類や植物から作られる「プラセンタ様」の特徴
プラセンタには、魚類や植物から作られるものもあります。これらは一般的なプラセンタとは違って、胎盤は使用されていません。そのため、厳密にいうとプラセンタではなく、あくまでも「プラセンタ様」と呼ばれています。
また、これらのプラセンタは原料に応じて「海洋性プラセンタ」「植物性プラセンタ」と呼ばれることもあり、主に化粧品などに使用されているのが特徴です。