東京の病院で「保険適用のプラセンタ注射」は受けられる？

保険適用可能な症状①更年期障害と乳汁分泌不全

近年、美容面での効果があることなどから注目を集めているプラセンタは美容品だけでなく医療機関でも使用されています。

そのため、目的によっては保険の適用範囲内でプラセンタ注射を受けることも可能です。
例えば、更年期障害や乳汁分泌不全の症状を緩和する目的でプラセンタ注射を打つ場合には保険が適用されることから、患者さんが負担する治療費は、保険の適用範囲外でプラセンタ注射を打ってもらう場合に比べて大幅に安くなります。

保険適用可能な症状②肝機能障害

血液製剤には肝臓の障害を改善する働きがあり、プラセンタにもそのような効果が期待できます。

このことから肝機能に関する障害の治療でプラセンタを打つケースもあり、この場合も保険が適用されることから、患者さんが負担する治療費は自由診療の場合に比べて割安です。

ただし、肝機能に関する障害の治療目的でこの注射を打つ場合、血液検査や肝機能検査などを定期的に受けなければならないこともあるため、別途検査費用の負担が必要となるケースもあります。

美容や美白目的だと自費治療になる

上述したとおり、近年では美容面でのプラセンタの効果に注目が集まっていることから、そのような目的でプラセンタ注射を打ちたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

実際、この注射を肌質改善のために打っていることもあり、比較的簡単に施術を受けることができます。

しかしながら、このような目的をもつ注射は保険が適用されない自由診療となるため、患者さんが負担する治療費は保険が適用される場合に比べ、極めて高額なのが特徴です。